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みんなで幸せになろうよ!
健康診断以外でがんのリスクを理解する!
栗原レントゲン株式会社 板垣 正夫 様

        
栗原レントゲン株式会社
設立:昭和33年3月1日
従業員数:21名
事業内容:医療機器の販売・メンテナンス・保守点検業務・漏洩線量測定等、レントゲン装置のプロフェッショナルとして、画像診断装置といわれる全てを取扱い、地元地域医療に密着し、より安心で快適な医療設備を提供し続けている。
     
     
板垣社長にN-NOSEを導入した経緯を、HIROTSUバイオサイエンス山崎がお話をお伺いしました。
          
             
年一回の健康診断以外で、
健康意識を高めるツールを探していました。
          
    
N-NOSEを導入した背景を教えてください。
                   
板垣社長
N-NOSEのことは以前より知っており、そのうち世に出てくるだろうなと思っていました。私自身、健康がベースにあることが元々の考えとしてあり、年一回の健康診断だけでは足りていると思っておらず、その点を補う意味でN-NOSEでがんのリスクを理解できればいいと思っております。

また、健康経営の取り組みをしている中で社員とその家族が健康でないと企業はダメージを受けると考えています。大きな組織ではない為、一人一人の業務負荷も高く、一人が病気になっただけで業務に大きいダメージを受けます。

がんのリスクを理解することで健康診断の際に検査項目を追加したり、受診に繋がれば健康リスクの低減につながると考えています。

山崎
法人のお客様から「健康診断との違いはどのような点ですか?」というご質問をよくいただきます。
板垣社長がお話されていたように「健康診断ではカバーできない部分を補うものです。」という回答をさせていただいております。
N-NOSEをきっかけに翌年の腫瘍マーカーやPET-CTの見直しを行ったお客様の声も伺います。
ご参考までにN-NOSEの導入の決め手を教えていただけますでしょうか。

板垣社長
尿を使用する検査という簡便さが一番の決め手でした。
他社で血液検査も検討しましたが、現状では限られたがん種のみしか対応できていないため、1度に全身網羅的にがんのリスクが調べられるN-NOSEが一つ良い指標になるかなと思いました。

一例として、CT検査は肺がんの感度は非常に高いですが、CT検査を毎年受検することはハードルが高いです。
そのサポートとして、別のアプローチである「線虫」というのは面白いと思いました。
沈黙の臓器と言われ発見が遅れがちな膵臓が対象になっていることも面白いと思った理由でもあります。

山崎
血液検査の場合、痛みを伴うことや検査場所の制限もあり、その点N-NOSEは簡便だと思います。
社員の皆様へご案内された際、どのような反応でしたか。

板垣社長
今回の費用負担について、社員に関しては福利厚生費として負担する旨の案内をしました。
家族分についても希望者の検体を回収時に取り纏めるといった話をしたところ、配偶者がいる方のほぼ全員が「奥さん、旦那さんにも受けさせたい」と話していました。
当初は、40歳以上は全員受検、40歳未満は任意受検と促しておりましたが、最終的には全社員が受けることになりました。

年齢に関わらず、がんに罹患する可能性はありますので、若いうちからがんに関しての意識を持つことは非常にいい事だと思います。

山崎
実際にN-NOSEを導入されてみていかがでしたか。

板垣社長
検査自体は非常に簡単だったので驚きました。

山崎
検査結果を受け取った後の皆様の反応はいかがでしたか。

板垣社長
多くはA判定だったと思いますが、がんリスクが低いということに対して、安心材料になると思います。
安心を得るためにN-NOSEの受検をしているというのもあります。
当社は、健康診断を毎年秋に実施しておりますので、今後はその時期に合わせて受検していこうかと考えております。

医療に身近なところにいる者として、N-NOSEは毎年実施するべきではないかと考えています。
がんの早期発見に繋げるための検査なので、それくらい定期的にしないと早期発見には繋がらないと思います。
            
     
          
乳がん検診の受診率向上に。検診を受けるきっかけに。
          
    
検診に関するお考えを教えてください。
                   
板垣社長
日本は検診に関する意識が低いかなと思います。
ちなみに日本の乳がん検診の受診率って何%ぐらいかご存知ですか?

山崎
3・4割ですよね。

板垣社長
その通りです。欧米は7・8割程の受診率にあることに比べると、日本はかなり低いですよね。

本来、気を付けるべき世代の人たちが受けておらず、市町村から乳がん検診の紙面が届いても「やった方がいいとは思うけど、大丈夫じゃない?症状もないし。」で終わっている人も少なくないでしょう。
初期の段階を通り越して初めて、違和感に気付くことが多いと思います。
もし、N-NOSEを受けてがんリスクが高いと分かったら、次回の乳がん検診は受けようと考えるきっかけにもなり、救われる人もいるのではないでしょうか。
            
     
          
社員が健康に働ける環境作りをするために健康経営の取り組みを始めてみた。
          
    
健康経営を取り組むきっかけを教えていただけますでしょうか。
                   
板垣社長
企業はやはり「人」だと考えております。
みんなの健康が会社の健康に繋がり、大切な人財が一人二人と健康を害するということがあれば、それ以上の損失を会社は被ることになります。
やはり会社の為にも社員の為にも取り組んでいかなければと思いました。
社員が健康に働くために何をしたらいいのか、というところだと思います。

山崎
もしよろしければ、健康経営の取り組みを教えていただけますでしょうか。

板垣社長
当社では、去年の4月から健康経営に対しての取り組みを始めております。
一人1テーマを掲げ、3か月1クールで健康に関する取り組みをし、点数評価を各人が行っております。
その活動を役員が評価をして、3か月に1度、表彰をしております。
優良な取り組みを実行、維持、そして成果を上げた者には、5万円分のカタログギフトを渡しております。その活動の一環にN-NOSEがありました。
せっかくやるなら、ゲーム感覚で楽しくやった方が良いと思いますし、何かきっかけがないと行動に移せない人はたくさんいると思います。そのきっかけになればいいかなと思いました。

山崎
一人ではなくみんなで一緒に取り組むことが大事ということですね!

板垣社長
N-NOSEに置き換えれば、CMを見てから個人で購入する人は一定数いると思いますが、実際は10人に1人いるかどうかではないでしょうか。
逆に会社でやろうよと言ったら、「NO」という人はあまりいないと思います。そういった違いはあるかもしれないです。
当社のお客様の中には「次回は混ぜてよ!声かけてよ!」という人が複数名いました(笑)

山崎
会社が案内した時に「NO」と言わない理由はどういうところにあると思われますか?

板垣社長
大小はあるにしてもがんに対する不安を抱えているからじゃないでしょうか。
きっかけさえあればやってみようかなという気になるのではと思います。
それに個人の場合、購入をするといったアクションを取らなきゃいけないじゃないですよね。
会社がやろうかと言ったら、自らがアクションを取ることも少ないので受検のハードルが下がり、軽い気持ちで受検できるのかと思います。
百貨店に洋服を買いに行くのと、コンビニにお菓子を買いに行くのとの違いだと思います。

山崎
今回は、全額会社負担で導入されましたが、仮に半額負担や一部負担だった場合、受検率に変化はあったと思われますか。

板垣社長
今回、社員の家族は実費でしたが、多くの方が申し込んでくれました。
そのことを考えると半額負担や一部負担でも受けていたのかもしれません。
ただ、当社は「社員の健康を守るのは会社」という考え方がありますので、半額負担や一部負担にしようとは考えていませんでした。
私は、役員になった時から「会社のために仕事をする意識は持たなくていい!自分のため、家族のために仕事をすることが第一だからね!」と皆に話しております。

山崎
仕事も大事だけど、家族が幸せであることが大事ということですね。

板垣社長
私自身も経験がありますが、モチベーションを上げて仕事をするためには家庭がうまくいっている必要があります。
健康が維持できていなければ、仕事に対してのパフォーマンスも上がらないと思います。

山崎
とても素敵なお考えですね。ありがとうございます。健康経営において、最終的なゴールなどはございますか?

板垣社長
「みんなで幸せになろう!」ということですね。
社会情勢が激変しているこの時代の中で医療業界も変わってきております。ただ、当社のメンバーとして一緒に仕事をしている以上、10年先も20年先もみんなで同じように笑っていたいですね。
今年で創業64年になりますが、100年を目指そうと50周年を超えたあたりから話しております。

先程の話に戻りますが、当社の規模では、事業を継続させることが非常に難しいです。私は4代目になりますが、血縁関係がない状態で事業を継続しております。
私はこれをまた次の世代に繋いでいかなければならないと考えておりますが、その根本にあるのが、健康だと考えております。

山崎
とても深いお話です。
一族でなくて人から人へつないでいく架け橋の中に健康というのがベースにあるのは大事なところですね。

本日は貴重なお時間を頂きありがとうございました。

        
        
      
         
            
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