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がん経験を経て感じた検査の重要性
2021年の年末、見つけた胸のしこりが気になってすぐに近くのクリニックを受診しました。その結果は、乳がんステージI。
自分の父親がガンで亡くなっているため、人より最悪の事態をその一瞬で色々考えてしまいました。
若年性でのがんは、がんの活性が高く妊孕性にも関ってくるため、より多くの選択と早い治療がもとめられます。AYA世代乳がん患者になった私は、若年性がんについての案内を病院からたくさん受け取ったのを覚えています。夫も病院に同行してもらい、病院で治療計画などを決め、2022年2月に入院。幸いリンパへの転移はありませんでしたが、再発リスクが高いため抗がん剤治療をすることになりました。辛い治療期間でしたが、2022年末には、抗がん剤治療が終わり、少しですが落ち着きました。
抗がん剤治療後、5年間はホルモン治療を続けます。
この経験を特に若い世代の方々にも知っていただきたく、がんと診断されてから術後までの様子をSNSで発信することにしました(https://www.instagram.com/fight_the_cancer26/)。
診断された際の心境、検査や手術の説明、入院準備や手術の経験で得た情報、抗がん剤治療の話など、リアルな闘病生活について配信しています。
まさか自分が26歳でガンに罹患するとは夢にも思っていなかったので、罹患以降、健康への意識はかなり変わりました。また、家族の健康についてもこれまで以上気にかけるようになりました。
ただ、どんなに健康管理を徹底していてもやはり検査や検診は大変重要です。
今後の健康管理について、闘病生活を支えてくれた夫と話す機会があり、人間ドックを受けることも検討しましたが、まだ20代の私たちにはコスト面でもハードルが高いと感じていました。
そこで知ったのが、がんリスク判定ができる一次スクリーニングのN-NOSE。早速、夫と二人で受けることにしました。二人の結果はB判定。自分の身体や健康に意識を向ける面からすると、N-NOSEのようながんリスク検査はハードルが低いため、自身の健康を知るきっかけ作りとしてはとても良いと思います。
自分自身で受けてみるのも良いですが、いつまでも健康でいてほしい大切な人へプレゼントすることもお勧めです。
これをきっかけに、若い世代の皆様も、少しでも自分の身体や健康に意識を向けてくれるようになると嬉しいです。
※ピンクリボンコンテスト2023 N-NOSE賞受賞者の方に体験頂いたお声です。
※がんを経験された方へのインタビューはHIROTSUバイオサイエンスが実施し、編集・構成をしています。治療等の条件はすべての方に当てはまるわけではありません。